2017年05月08日

大した事はありませんが、一生懸命である!

2017年5月8日

このクラブをyoutubeで見て初めて凄いと思ったことを覚えています。

尊敬する考えを持つ1人

記事はかなり古いですが、指導者である以上と、常に考えさせられる。
保護者様にも一読を!

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静学ブログ
谷田虎の穴4より拝借
VIVAIO船橋渡辺さんコラム
「3年後、5年後に気が付いても大切な時期jに戻れない」!

ユニフォームコレクターという言葉がある。
自分の子供がチームで優遇されないと保護者がコロコロチームを換えてしまうことを意味するらしい。
ここ数年、ジュニア・ジュニアユースに大きな変化が見られる。
変化の詳細は控えるが、ユニフォームコレクターが増えていることは間違いない。
ジュニアチームの位置づけが形骸化し、腰掛やステップアップにしか考えていない大人が更に、更に増えたということだろう。

自分のエゴや夢を子供にあてはめていると、手痛いしっぺ返しが来ることもある。
U-16日本代表までが最高で、普通の選手になっていくこともあるサッカーの世界。
多くの保護者が、期待をかけ過ぎることなく伸び伸びとプレーできる環境づくりをと願う。
小学6年生に関して言えば、これから数年で「自分の子供の本当の力量」や「自分の子供と同年代のスーパーな選手を目の当たり」にすることでいろいろな事を感じさせられるようになる。
その時になって初めて、大人自身が成長するのかもしれない。
「あっ、上には上がいる」ということに何時気づくか、「自分の子供は普通なんだ」ということに何時気づくかということだ。 
もう10年以上も前の話になる。「渡辺先生」と話しかけられたお父さんの息子は、船橋市内に住むジェフジュニアユース・ジェフユースに所属していた。
「先生、私は自分の息子を凄いと思ってきました。近隣の誰より力があったし期待されていた。
私自身も息子はプロになると信じていましたよ。彼に出会うまでは。」・・・・その彼とは、阿部勇樹選手のことである。
「彼に出会って初めて、うちの子は普通なんだって思いました。」皆さんは、そのお父さんがどのような気持ちで言ったか想像できるだろうか?子供への期待値の高い多くの保護者が通る道だと思う。
できるだけ早く知ることができれば、過度の期待を持つこともないだろう。

 ジュニア年代は、ごまかしが利く。
自分の意思が固まらない状態のジュニア年代は、比較的大人の知恵で物事を動かすことができる。
ジュニアユース年代になると、親の言うことをよく聞く子供だったはずが、自分の意思を持つようになり、親の期待や要求を感じるようになる。
その期待に応えられるのは極々一握りの個人であり、私たち大人が通ってきたように親との距離を取ろうとする時期に入っていくのである。全ての選手がそうではない。この年代でも親との距離が近い選手は、まれにいる。
でもそれは、まれであり、その真逆が普通なのだ。多くの子供たちの成長を見てきた。
自分で考えたり、判断できない、自己表現すらできない大人予備軍が多くなっていることは事実。
親の思い通りに動かすことができた年代から、自分のサッカーの力量に気づき、情報過多の時代から携帯やネットを通してサッカー以外に興味を持つことも増えていく。様々な興味関心、学校の友達からの影響、上手くなりたいというモチベーションの低下、そのような事を保護者がコントロールできると思ったら大間違いなのだ。選べる時代、いろいろな事を見て体験して選べば良い。しかし、壁や逆境にある自分の子供をタヌキとなり見守ることができない保護者が多い。
一番成長しなければならないのは、子供の成長を妨げてしまう保護者自身なのだ。

  私共の集団は、県選抜に入っている選手が主力にならない枠組みになることもある。
熟慮して決めた大人側には、個への気遣いがある。
しかし、その環境を乗り越えるのは個であり、「くさらず」「勘違いせず」「どんな環境でも力を発揮することができる」、その経験はお金を払っても若いうちにするべきだと私は強く感じている。
VIVAIO船橋という環境は周囲に比べれば非常に厳しい。
チームを強くしたいという発想ではなく、縁のあった個全てを考えればこそ、そのような環境が今の子供たちの成長には必要なのだという信念を持っている。
ぬるい環境や、ステップアップできない環境では私たちの求めていることは達成できない。
薄い紙を1枚1枚重ねていく作業を毎日しなければならない年代に携わっている。
少しでも良い枠組みであれば、保護者も選手も気持ちが良いものかもしれない。
しかし、それは真逆なのである。プロとは違い、この年代では、多くの場合追われる環境より、追う環境の方が選手を強くすることが多い。追われ続けている事、追う側の強い気持ちを理解できるほど、心が成熟しているわけではない年代なのだ。
小さなことに一喜一憂しないで欲しいと願う。先日行われた関東をかけた大会で、点差ではなく局面を打開する05の選手の姿があった。そのような目でゲームを見ていた人が何人いたのだろうか。卒団した高校1年生も2か月半が経過した。提携しているvivaio05や06だった選手が、高校のトップチームに入ったという情報が入る度に何よりも嬉しく思う。「当たり前」だよジュニアユース年代で、もがき続けながら取り組んできた奴らなんだからと私は思っている。

  フットサル場の経営に携わっている。船橋中時代の教え子がお客さんとして利用してくれることもある。
私は彼らのプレーを見ながら反省している。
基礎技術を徹底して行ってあげれば、もっと楽しむことができたはずなのに。
今しか見えていない保護者の多くには、わからないことだろう。
技術と判断は年齢に関係ない。
中学生が高校生をチンチンにすることだってできる。
技術と判断がなければそのようなゲームになる可能性は限りなく低い。
大人になってからでも、技術があればサッカーやフットサルを楽しむことができる。
今しか見ていない大人には分からない世界。 
勝敗にこだわることは大切であり、否定しない。
選抜であったり、早熟の選手が数名いて結果を残すことが悪いことではない。
でも、「最後は個人でしょ」と言いたい。
ジュニアチームやジュニアユースチームで一生一緒にやるわけではない。
冒頭でお伝えしたように、ジュニア年代の枠組みは形骸化し、ステップアップの腰掛にさえ感じられる時代である。
チームでの結果も重要だが、個人の成長なくして将来は無い。
ジュニアユース年代でJ下部や多少結果の出ているチームを目指す保護者と選手も多いことだろう。
さてそのチームがどうしてくれるのだ。
どのような○○を用意してくれるのだ。
多くが、詳細を知らずに新しい枠組みを選択していくのだ。
毎年県上位のジュニアのゲームを見る度に、個の基準を感じられるチームは若干で、「あ~あ」と悲しくなる事の方が多い。
毎年の事、本当に残念でならない。

 部外者が失礼を承知で言わしてもらう。
中1中2のジェフが面白い。
つい数年前まで終わっていた(コロコロとスタッフが変わり、誰が責任者なのか、私には全く分からなかったし、顔すら見えなかった。私共のセレクションの1回目で残念ながらというはがきを送った選手がこの数年間で複数1発合格したことや、ジュニアのスカウティングで同じ会場に5人のジェフスタッフがいること等常識では考えられないほど組織としての意思を感じなかった時代が長く続いた)が、今はとても楽しみである。
今までは、ジェフはやめた方が良いと言ってきた。
今は、ジェフに誘われたらジェフに行くべきだと言うようになった。
通信を読まれている方に何を伝えたいかこの数行で分かるだろうか?今年の1年生は、ジェフに受からなかった選手が沢山来た。落として失敗したと言われる選手を目指せば良い。
レベルは違うだろうが、お互い切磋琢磨し千葉県のレベルを上げて行くことができれば良い。
Jリーグができて20年にもなる。私共にもっとも近いJのジェフが、やっと当たり前のことを当たり前に取り組んでくれることに対して、全く関係ない部外者の1人として感謝している。

 毎年だ。毎年、何年も前から言い続けている。そして来年も、10年後も同じことを言い続けていることだろう。これから、サッカー経験者の保護者も増える。もっともっと勘違いした大人が増え、その中で子供たちは大切な時期を過ごしていかなければならない。通信は3割程度、夏が終わる頃には私の本音の一部を吐露できるかもしれない。

(渡辺)


by TACHIBANA  


Posted by 海南FC ジュニア at 21:43Comments(0)コーチブログ

2017年05月08日

指導者として思う事②

2017年5月8日

本当にそう思う。
今日もとあるコーチと話をした中にその思う事を発した。
本当に成長できて、評価されるのはユースになってから。
その過程までで、絶対的な力を備え付けられるかが、大事だと思う。
良いメンバーでは、頼れる個とシステムで勝てる試合はできるかもしれない、先に行ってメンバーも環境も変われば頼れる個がいないかもしれない。
強い相手だと詰まってしまうかもしれない。
単純に勝てそうではない相手を自分で作ってしまってはダメ。
そう行ったときに、自分も活きて、周りを活かせる位の個でないと、先に繋がるのも難しい。
もちろん、タイプはあるが、デュエルできての組織になる。
目標は個々でちがうが、楽しめるだけの力を少しでも身につけて欲しい。
少なくとも、その気づきを少しでも早くしてあげようと活動している尊敬するチームもある。
最終は自分で気づく事になる。

記事は以下のリンクから
http://jr-soccer.jp/2016/07/12/post50583/


by TACHIBANA  


Posted by 海南FC ジュニア at 19:33Comments(0)コーチブログ